贅沢品大手プラダの第1四半期の利益は6400万ユーロに急上昇した。

ブルームバーグ社によると、イタリアの贅沢品大手プラダ社(Prada SpA)が今週月曜日に発表した財務報告書によると、新興市場の販売状況の強い成長のおかげで、同社の今年第1四半期の営業利益は前年同期の6倍近く増加した。プラダの同名ブランドのほか、プラダ傘下にはMiu Miu、Car Shoe、Churchなど多くのハイエンド有名ブランドがある。

イタリアのミラノに本社を置くプラダ社は、2010年第1四半期、同社が実現した利子税、減価償却、償却前の利益は6400万ユーロ(7950万ドル)に達し、2009年同期より大幅に増加したと財務報告書で明らかにした。2009年第1四半期、プラダ社の利子税、減価償却、償却前の利益は1100万ユーロにすぎなかった。プラダ社はまた、2010年第1四半期の営業収入は3.66億ユーロで、2009年同期の2億9000万ユーロより26%増加したと明らかにした。

プラダ社によると、新興市場の売上高の大幅な増加は、同社の今年第1四半期の業績が大幅に向上した最も主要な原因だという。第1四半期全体で、プラダ社の小売収入は2009年同期より36%大幅に増加した。このうち、プラダ社の極東市場での小売収入は62%増加し、すべての市場のトップにランクされた。また、プラダ社の米国市場での小売収入は33%増加し、ヨーロッパ市場での小売収入は18%増加した。アジアに代表される新興市場のシェアをできるだけ早く占めるため、プラダ社は最近、これらの市場の店舗開設を加速させた。

現在、プラダ社は世界76カ国で製品を販売しており、傘下の直営店の数は280店に達している。また、プラダ社はデパートなど他の方法で製品の販売を行っている。